DIYでフレコンバッグに入ったままの粉体の強固な固結を砕く方法
フレコンは通常 破袋強度1t前後なのでジャッキ圧を一気にかけると破れます。
粉体の種類(水分含有率、比重)で「解砕しやすさ」がかなり違います。
DIY装置を作るときは「安全に逃がす構造」(破れたとき粉が飛散しないカバーやシート)を必ず付けましょう。
●材料例
厚めの鉄板または合板(1m × 1m程度)× 2枚
フレーム(溶接した鉄枠やH鋼)
油圧ジャッキ(車用でもOKだができれば10tクラス)
●仕組み
フレコンをフレームに入れる(吊ったまま or パレット上に置く)
上下または左右から板を当てる
油圧ジャッキでゆっくり押しつぶす
| 効果 | 注意点 |
|---|---|
| 強固なケーキ状の固まりでも内部応力でバキバキと砕ける。 局所的に潰すよりも全体に効く。 |
フレコンの耐久力以上に加圧すると破袋するので少しずつ圧力をかける。粉塵や内容物が漏れないよう養生必須。 |

●材料例
鉄パイプ(直径100mm以上)を2本
枠(木枠または鉄枠)
油圧ジャッキまたはレバー機構
●仕組み
2本のローラーでフレコンの側面を挟み、油圧で押しながら転がす。
| 効果 | 注意点 |
|---|---|
| 中の固まりを"こねるように"砕ける。 均一にほぐせる。 |
DIYだとやや大掛かり(鉄工スキル必須)。 安全対策をしないとローラーの間に挟まれる危険あり。 |

●材料例
先端に板をつけた棒(鉄パイプ+鉄板 or 木製の太いバット状)
油圧ジャッキやチェーンブロック
●仕組み
先端の板でフレコン外側を押し込み、内部の塊を局所的に押し砕く。
| 効果 | 注意点 |
|---|---|
| 場所を狙って砕けるので効率的。 ジャッキでゆっくり押せば袋を傷めにくい。 |
全体を均一に処理するには繰り返しが必要。 |

| 1位 | 圧縮プレート方式 | 「強固な塊を確実に砕きたい」なら 圧縮プレート+油圧ジャッキ の方式が一番現実的 |
| 2位 | ローラー圧搾方式 | 鉄工スキル必須だが、均一にほぐせる |
© Rough crushing of flexible container bags